オレは彼の理想の息子か？ まっすぐだった、ような気もしたスワーヴ・ドライヴ。 野球が好きで。音楽が好きで。 アンチ・ジャイアンツにもなれず。コレクターにもなれず。 ひとを好きになりすぎた。信じてもいないのに、好きになりすぎてしまった。 海の底は…

「きみが笑うと それだけで もう嬉しくて すべてが報われるんだ (岡崎律子 / セレナーデ)」 かみあわない文章は、暗号なんかじゃない。 剣さん(以下、抜刀斎)みたいに、呑みかたも憶えられず。大人にもなれなかった。 春には花見酒。夏には・・・ なんだっけ…

毎朝呑ってる缶コーヒーの自動販売機のボタンが、「あたた〜かい」から「つめ〜たい」にかわってしまってバウワウワウ、ワウ、ガリガリゴーバディ、さびしい。 また、半そでの日々が・・ いやさ、半そデイズがはじまって、ジャンキーみたいな火傷の痕は新陳…

夏だ。 戦争と観鈴ちんの記憶しかないウォーターサマーだ。 焼きついた影もおどるヴァカンスに陽炎、逢えるかな。 だから、きっと。冬に立つ亡霊はヤワじゃないゼ。ソリッドなファウンデーション突き破って立つ、その意志は、きっと。 ぼくが小学生のころ・…

嗚咽に、ヴォリュームペダルとワウペダルとコンプレッサーとオーヴァードライヴとディストーションとトレモロとフェイザーとフランジャーとディレイを繋いだら、彼女は戦死しなくてすむんだろうか。 オーロラのなかで、ひとは殺しあったことがあるんだろうか…