リフレイン・ブルー

時計回りの青の終わりは海へ。
違う場所で、ぼくはきみを見た。
ぼくはまるできみには似ていないけれど。
風は、きみのために輝く太陽に隠れて、眠ることで眠りのときを待っている――知ってた? 太陽は、きみのために輝くことを。


時計回りの青の終わりはカビ臭い熱さ。
流れ出る血は拭き取られることを望んでいる。
ひとりきりのスピードで。
どうか、ぼくを誤解してほしい。
はなはだしい場面に出くわしている。
海辺に立っている。


ここは凍えるようだ。
幽霊でもいるみたいだ。
スペインの王様がこしらえた星のスライド。
冷たいベッド。
ぼくの存在をないものにしてくれ。


破裂する雲、プラスチックの鋤を導け。
願いは、もう、彼女の無事を知っているから。
願いは、もう、ぼくとプラスチックの鋤を手にいれたから。
大地と彼女の日々のことを、ぼくに話して。


ここは凍えるようだ。
幽霊でもいるみたいだ。
スペインの王様がこしらえた星のスライド。
凍てついたコルベット
百回だって打ちつける、多声的でかなしいきみのペイント。
知識を得て、きみの疑いを解放せよ。
冷たいベッド。
ぼくの存在をないものにしてくれ。


破裂する雲、プラスチックの鋤を導け。
願いは、もう、彼女の無事を知っているから。
願いは、もう、ぼくとプラスチックの鋤を手にいれたから。
大地と彼女の日々のことを、ぼくに話して。


日々を。
リフレイン・ブルーの閉廷を。