the roosters / dis

heart’s edge

ついに見果てぬ'悲しみの理由'――現象として、ただ、'悲しい'ということ。ガソリンの揺れることない空虚。そのスクラップの上にも未来は巡る――たましい。少しだけ息を吸った。生きてる。大気に震える'うた'が聴こえた。吹きぬけたやさしい風――それは、もはや、母と呼んで差し支えないのかもしれない。土。その民の。

空に揺れつづけるたましいの降る郷――いつか漂っては、おそい、しばり、悲しめ、痛め。そして、傷つける'空気'。北九州工業地帯、その空の上にも等しく光る星。日ごとに増してゆく混乱。落っこちてゆくとき、ひざまづき祈るのも自分自身。それでも、夜が来る!――蒼い夜が。救いの雨を待ちつづけるだけ。君のところへ。胸に、psycho clappin'。