i wanna be your boyfriend
モリカワくんにばったりと逢った。無事でいてくれてよかったと、そう想った。chibinovaに対してすら、ともだちとよばせてもらってもいいのかわからない自分なのに、とにもかくにも、そう想った。
この音楽は死ぬほどひとを愛するけれど、誰ひとりとして救えない。救われたくもない? うん。オマエ太宰読んで身につまされるタイプな。太宰なんて好きじゃない? うん。太宰の話なんてひとつもしてないよね。
救われたかったのは僕だから(ほら、わたしのことじゃなかったって、ずっと夢をみて、安心して、死んで)。
少年。あるいは少女かもしれない。この音楽は、きみについてのフェアウェルソングで、ラヴソングで、バースデイソングでレクイエムだった。おだやかに、ゆるやかに死んでゆくきみ、と、風景についてのうただった。
ごめんね、僕たちは死を見届け続けることしかできない死神だった。