教会へ流れるこの水は、lucy 澄んでて

かしましく

労働後、「ふい〜」と注意力散漫に「つ〜めたい」ココア買おうとあやまって'カゴメ 野菜生活'のボタン押してしまった。呑った。甘くてべっくらこいた。ちっちゃかったころ・・・ cdの値段がlpより四百円高かったころのアダルトな味わいから、ボブ・ディランが唄ったように時代はかわった。ベイビー・ブルー。すべて終わった、ってことは、開発者の眠れない日々もすこしだけイェイ、イェイ、終わったってこと、なら、ベイビー・ブルー、どうする、どうする、どうする。きみならどうする。


ぼくは、ただ、春にしてきみを想う。それしかうかばないのでできない。











に。


「休みの日にね。週に一回の休みの日に、朝、ちょっとだけ早く起きて、疲れて寝る前に思いついたミックスの練習しよるんですよ。ほいで、ビーチボーイズの'素敵じゃないか'をつないで、イントロの'タンタラーラターララーラ・・・'ってのがうまいことつながって、「おっ、上手ういきよった」とか心ん中で想うとったら、いつのまにか洗濯物干し終わった彼女がコーヒーカップ手に持ってベッドに腰掛けて・・・ 僕からは見えんのんですよ? 僕はミキサーのほう見よるんじゃけど、うしろから彼女の

「今日、調子ええみたいね」

って声が聞こえて、「えっ?」って想うた瞬間に

「ダンッ ♪ウ〜ドゥンイッビナイッス・・・」って・・・ いやぁ〜! とか、そんなんどうっスか? (dj butch -2002-)」


その時僕は即座に言わなくてもいい軽口の2つ3つをたれ流してその場をごまかしたんだけど、本当はdj butchをぎゅーっと抱きしめてしまいたかった。どうかこの日記が自由と希望の日記でありますように。そして、死んだ僕の彼女のcdを買った中で最も忙しい人でもどうか6分だけ時間をつくってくれて、歌詞カードを見ながら"惨めに死んだ豚の彼女"を聴いてくれますように。ついでに時代や芸術の種類を問わず、信頼をもって会いに来た人にいきなりビンタを食らわしたり皮肉を言って悦に入るような作品たちに、この世のありったけの不幸が降り注ぎますように。