メグメル

遥かな君まで残さず伝えて、きっと

「ねこを おいてあげてください かわりにぼくがでていきます ぼくなら ひとりでも生きていけるから (ポコニャン -1978-)」


食卓の花をひらいたのが。ママンでも、パパンでも、おにいさまでも、いもうとちゃんでも、ましてやきみでもないんなら。

あらかじめひらいたんだよ。そんなに傷ついて生きてた自分でも、最後には好きになれたんだよ。

ふと、見上げれば。地中。性欲で生まれた僕らと。異常気象で生まれる生命の意味を焦がす。

倫理がポルノ。道徳がエロス。映画のファウンテン、水の中のきみの情景。フィスト、ただれた分の質量、あたらしい生命がうまれる。だから、踊れ踊れ踊れ踊りまくれ、きつい日々に潰されないように。永遠なんてときいらないから、明日逢いたい。