雨のプラネタリウム

スプラッタ!

以前、バンプ・オブ・チキン(以下、バンチキ)の中の人が、テレビのインタビューにて、
「オレの曲は、こいつらが演奏することで、10にも100にもなる」
みたいなことを云ってはっていたらしく、オレも、ボーイフレンズ・デッドの中の人たちを指して「こいつら」と呼べるようにならなくてはなぁ・・・


と、想いながらも、いちばん年下ですし、先輩たちを、そんなふうに呼べない・・・
口にしたとたん、三人で、ぼくの顔の、どのパーツを誰が殴るかを相談しはじめたあげく、chibinovaにいたっては、自分以外の男性を愛せないようにと、ひげそりでぼくの・・・
それを止めるどころか、まがまがしい笑みをうかべるだけのholy-mとsuch・・・


そんな想像が、いともたやすくついてしまい、とてもとても・・・


そんな事とは無関係に・・・


ヘッドアレンジされた歌が、10のメーターを満たして、それでいいのなら、ひとりでやるだろう。
100、は、ともかく、ふれた針に0.1でも「バケラッタ!」みたいな声で現れるのが、それだけで、もう、うれしくて、誰もがバンドなんてやってしまうのだろう。
それはときに、魔法と名づけられたり、エーテルと名づけられたり、萌えと名づけられたり、「はにゃ〜ん☆」云うてみたり、ジャスト・ライク・bugってハニーだったりするわけだが、その、光景なにもかもが、速度を超え、絵より早く変わってしまって、僕らは届かずに、かなしい。


とってもさびしい。
とってもさびしいぼくは、いますぐ、きみにあいたい。


リー・メイヴァースが、「カードキャプターさくら」を読んでいたら、もうすこしだけ救われたんだろうか。
'あの'って唄うしかなかった「あの感覚」を、「絶対、だいじょうぶ」って想えたんだろうか。