ごきげんよう、ファッキン!

god save the punk rock

「なんでオレがおすすめのレコードを紹介せにゃならん。自分で探せ (chibinova -2002-)」


小学生の頃から衛生サックのようにうすうすと気づいていた。
オレにはパパンをグランパにしてあげることも、ママンをグランマにしてあげることも。
ましてや、飼ってもいない飼い犬にむかって「あらあら。まるで自分の子どもができたみたいやなぁ」などとリチャード・d・ジェイムスのようなスマイルでもってして伝えることすらできないと。


「そんなこといわずに、いっしょにおさかなをたべようよ (『へんなこがきた』 (木村泰子) より抜粋)」


'みんな'なんて状態が、どんなものなのか知らない。


「巧みな言葉と金。'寂しいね'と近付く (the newest model / ソウル・サバイバーの逆襲)」


そうして漁村の小学生にむかって、「知らんがな。自分でなんとかせぇ」と云ったのがパンクロックだった。
あぁ、そうだ。
オレはこんなバンドがやりたかったのだ。


第二文芸部


ギターをきっちりと、レオ・フェンダーさんや、レス・ポールさんが「こんなやったら弾きやすいし、ええ音するで」とかいって開発に携わったものとして描かれたのは、記憶に在るかぎりではリビドーの【恋愛組曲】以来だが、そんな事とは無関係に! ゲーム自体はおまえの人生とおなじようにつまんないものではあると想うのだが・・・


知らんがな、そんなこと。


どれほどつまんない人生を送っていようが、きみのことすきなんだ。