ひとりで積みあげて、ひとりで壊すように――望んでも。望まなくても。いつか握り潰してしまうように。 せめて、想い浮かべても――感触と。色は、いつまでも残るように。 そんな憶えかたしかできない。
感覚が消える――消えない。 かなしい。 トゥッティ・フルーティ・アイスクリームが溶けるように。 空を飛べるよう、放り投げられたかのように。
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