nana / blue

sorry

彼女について、オレはほとんど何も知らない。ただ山口出身のモデルだかなんだかで、福岡で音楽活動をしていた、ということ位。ただ福岡だったのが幸いしてか、デイト・オブ・バースが、僅かに残されたアルバム1枚とEP1枚をプロデュースしている。極端に情報の少ないアーティストを好きになってしまった場合、フラストレーションを感じる以上に、我々に自由な空想の余地を与えてくれたことを感謝すべきかもしれない。それが本人にとって不本意だったとしても、芸術とは本来そういうものだから。