わずか5センチのテクノ

消える飛行機雲、僕たちは見送った

というわけで、パーティいってきた。太陽の下、僕たちはみんなひとりだった。おはよう、目覚めは眩しくてかなしいってことだけ知っていた。さよなら許せない僕たちの弱さがよかった。

僕たちはみんなひとりだった。dj hornと踊ってた、となりのきみがいまくたばってようと知る由もないが、きみが笑ってたことだけ憶えといてやる。それは「かけねなし」っていう'かけね'のない、っていう'かけね'のない(以下、ループ) ループ、断ち切り、笑顔だった。ような気がする。

東京のひとは、dj kanapeの名前を憶えておいてほしい。音圧なんてヘッドフォンにまかせればいい。センチメンタル過剰。それぞれの季節が残した希望が、フロアでアツレキまくって、弱々しくも光ってはホタルみたいだった。