ローランダー、空へ

birthday

「遺言だよ (渚カヲル -2015-)」


suchから預かっているスペース・ラブと格闘するでなく、「のべー」っとコロみたい、寝そべったギターがかわいい。すりへった手すり、古本と中古レコードは、オレをほっておいてくれる。たしかに触れられ、読まれ、聴かれていたことを想い出す、閉じた目で、オレを。


だのに、なのか、それだから、なのか、正直なところ、よくわからないが、キップルズと暮らす部屋がかなしい。

もうすぐ、さよならだよ。この部屋のことは忘れない、でいられたらいいな、と、想う。


酸素とひきかえに、no.305のデモを買ってきた。
「アイ・ヘイト・ヘイト」って云って、迷いつづけるのに切り刻む自己犠牲を佐佑理さんに叱られる音だった。やさしすぎるんだよ。「全員でクラス」なんて云うネギ先生みたいな眼をして、「クラス全員」ってツンデレる、萌えの【ゴースト 〜 恵美須町の幻 〜】


no.305