噂のカタカナ・ボーイフレンズ・デッド

sunflower

そう云いながらも、また、茶色の小瓶を空けてしまった。

もう一寸、こう、オオサカ/キョウトをはなれ、「新潟は僕らの第二の降る郷です・・・ って、どこででも云ってるわけじゃないんですよ?」などとほざけるほどにスマッシュ・ヒットしたらば、


「夕べはジャック・ダニエル二本空けたゼ」


と、素肌に皮ジャンのまま自宅のプールに飛びこみ、バスケットに盛られたマスカットをchibinovaのマウスに「あ〜ん」するスタンバイはできているのだが・・・


やはり、バンド名が不謹慎きわまりないのだろうか。

古い教会で、淫らに傷を舐めあう獣のように映ってしまうだろうか。


いくらなんでも、'ゲイ・バイカーズ・オン・アシッド'よりは、まっとうな名前だと、比較で安心を買ってしまいそうなほどに元気なブロークン・ハートです。吹奏楽部の後輩おにゃのこふたりに、
「・・・せーのっ、bghsさんてホモなんですかっ?」
と、声あわせたずねられたら、めぞん一刻においてのこずえちゃんのように、
「さあね」と、こたえる腹づもりですが、
「ホモは帰れ!」
と、おもむいたレガエのパーティにて集団ヒステリーをおこされたら、とっとと帰る準備は万端です。


おなかなら、ずっとこわれたままだ。なにひとつ、かわりはしないが。
バスケットボールする千の天使も天使のままでいるってことだ。