only youの合図で

早く早く歩いてここまできて

「パンクした自転車と 身寄りのないトースターと あと 君ひとりくらい なんとかね (b-flower / 春の晴れた午後、シャングリラは・・・)」


永遠に溶けない氷がある。きみの胸の北の果てに、ひっそりと。


「正直言って、あなたがねたましいです... 遺品返したところで響子さん... 絶対に、あなたのことを忘れないと思う。...忘れるとか... そんなんじゃないな...あなたはもう、響子さんの心の一部なんだ... だけど、おれ、なんとかやっていきます。初めて会った日から響子さんの中に、あなたがいて... そんな響子さんをおれは好きになった。だから... あなたもひっくるめて、響子さんをもらいます。 (五代裕作 -1987-)」


そして。できるなら――きみの子供を産んでみたい。