2007-12-13 家政婦が黙殺 ギグのち、エヘン虫にやられたのか、咳のとまる気配がない。 動物みたいな片想い、幾重にもクロスして大気圏まで萌え尽きるのサ――治った兄の結核も、降る雲の欠片。空に揺れたい。 揺れていたいのだ。 冬の終わりに怯えても、空は見上げ忘れない。 見下ろす空のような時間を。防波堤、波打ち際は、いつも砕けた。 「チェンジ・ディス・ワールド」――もう喰べられない夢と寝言。